フランスで発症した「口角炎」との闘い

疲れて免疫力が落ちている時には、様々な症状が体に出ますよね。

私が患ったのは「口角炎」でした。その長引かせてしまった理由とは?

 



 

地味にしんどい口角炎の症状

 

皆さん「口角炎」ってご存知でしょうか?

名前の通り、唇の両端が炎症を起こし、赤みや腫れを生じる皮膚の疾患。

かさつきを伴い、口を開くことで亀裂が生じると出血してしまうことも。

原因は、誰の体にも潜んでいる「真菌」。

これが疲れて免疫が落ちている時に悪さをするのです。

赤ちゃんからお年寄りまで誰もがなる可能性があります。

 

口元は、食べたり飲んだり喋ったり、顔の中でも1番動き、

そして真菌が好む環境のため、

口角炎に一回なると治り辛く、ぶり返してしまうのが特徴

 

そんな口角炎に、私は半年間も苦しむことになってしまいましたTT。

 

自己判断してしまった

 

長引いた原因は自分のせいでした。

もっと早くお医者さんに診てもらっていればとっくに改善していたはずです。

 

以前日本で仕事をしていた頃、疲労でヘルペスにかかってしまったことがあります。

フランスに来た時にも少しその症状が残っていたので、薬を処方してもらっていました。

そして去年、ヘルペスと同じような唇のむず痒さを感じ

あ〜また再発してしまったのか…と自己判断。

口角炎という別の皮膚疾患にかかっていたのにも関わらず、ヘルペス用の薬を使い続けてました。

 

仕事が落ち着いたら症状も引くので、薬が効いているのだと勘違いし、

再発しては薬を塗って…を繰り返してました。

その期間なんと半年。

ぶり返しすぎだとその時気づけばよかったのですが、

その時は「疲れているんだろうな、ヘルペスってこんなもんか」と思っていました。

 

そして今年に入って、症状が悪化。

薬が効かないことへ初めて違和感を感じかかりつけの病院へ。

そこで、ヘルペスではないことが発覚しましたTT。

 

ヘルペスと口角炎の違い

 

先生に症状を話すと、Perlècheである可能性が高いと診断されました。

この時まで「口角炎」という皮膚疾患の存在を知りもしませんでした。

 

私のように「口角炎」を知らず、ヘルペスと勘違いして、悪化するケースはかなり多いようです。

 

どちらも唇にできる疾患で、疲れている時に症状が出るという点でも似ているのですが、

ヘルペスと口角炎は、できる場所と症状が異なります

  • ヘルペス:唇の中央に水泡ができる
  • 口角炎:唇のが赤くかさつく(水泡は出来ない)

 

フランスは分業制で、個人病院と検査機関とは別なため、

「真菌の有無」の確認はその場でしてもらえません。

検査を行ったとしても結果が出るまで2、3週間かかるため、(そもそも予約に時間がかかることもアリ)

まずは口角炎の薬で様子を見てみようということになりました。

 

アトピーと口角炎の関係

 

1つ問診の時に気になったことがありました。

それは「以前皮膚疾患にかかったことはありますか?」という質問。

 

私は子供の頃、ひどいアトピー性皮膚炎で、

今は全く症状は出ていませんが、小学生〜中学生の間治療で大変な思いをしています。

そして今でも「肌が弱い」ことに変わりはなく何かと肌トラブルは多い方です。

(今度アトピーについても記事を書けたらなと思っています)

 

先ほど誰でも口角炎にかかる可能性があると書きましたが、

その中でもアトピーや他の皮膚疾患にかかったことがある人は、

接触した物質の刺激により皮膚炎を起こしやすいため、

口角炎を引き起こす1つの要因になるそう><

 

まさか、、処方された薬が合わないなんて!

 

原因が分かってホッとしたのもつかの間、

この後、処方された薬で苦しむことになります><

 

処方されたのは抗真菌剤(塗り薬)。

これを朝晩患部に塗るのですが、付けた途端我慢できないひりつき。

それはもう刺さるような痛さ!

塗った数時間後、鱗のように剥がれていく皮膚

目に見えて反応があったから、私は「菌に効いてるから、痛いんだ…」と、ここでも自己判断してしまいました。

 

処方されたのは3週間分。

皮がむけすぎて、赤くただれた口元。

痛すぎて開かない口。(この期間で体重が1キロ以上減りました)

口元から頰のあたりまでカサつきが広がり、

この時の鼻から下の肌状態は最悪すぎて、本当に人に会いたくありませんでした><

 



 

真菌の検査はラボで

 

3週間が経っても治る気配がないので、再びお医者さんの元へ。

口角炎の違うタイプのお薬を処方してもらいましたTT

その薬は使い始めて数日で炎症がなくなり、

今までのはなんだったの?ってくらいツルツルに綺麗になりました。

1つ目の薬のようなひりつきも、皮膚が剥けるようなこともありません。

薬が合うってすごく大事なんだな、と痛感しました。

 

そして、念のために「真菌の有無」を検査するために、検査ラボの紹介状を渡されたので、

病院からの帰り道で、即ラボラトリーへ電話。

幸運にもキャンセルが出て、2日後の朝に予約を取ることができました。

 

当日は検査用の綿棒(トゲトゲがついてた)で患部を軽く擦って終了。

結果は2、3週間後に郵送されます。

 

薬の塗り方と治療中の過ごし方の注意点

 

お医者さんに言われた薬の塗り方の注意点

  • 清潔な皮膚に塗る(歯磨きと洗顔後)
  • 基礎化粧品を患部につけない
  • 回数は守る
  • 綿棒で塗る(清潔さを保つため)
  • ムズムズしても触らない←口元だから無意識に触ってしまう…

口元が乾燥して見えるので、保湿のクリームを付けたくなりますが、

治療中は薬以外付けないのがポイントです。

そして、真菌の薬は途中やめすると、菌が残ってしまい再発の原因になるので、

処方された期間きっちり使い切ることが大切

 

またフェイスタオル、歯ブラシ、コーヒーカップもこまめに洗い清潔にすること。

真菌の検査で書いたように、綿棒で軽くこする程度で菌が取れます。

つまり、どこにでも付着するので、

清潔にしてないと、自分のフェイスタオルについた菌が、

また自分ところに戻ってくることも十分ありえます。

 

さらに先生から、治療が済むまで挨拶のビズ(フランス流の挨拶)も禁止されました。

理由は言わずもがな。他人に感染する可能性があるからですね。

 

使ったフランス語

 

■口の端が炎症を起こしています

J’ai des inflammations au coin de la bouche.

■薬が合いません

Cette crème ne me conviens pas.

■幼少期、アトピー性皮膚炎でした

J’avais eczéma quand j’étais petit(e).

 

最後に

 

合わなかった1つ目の薬での治療中、

このまま皮が剥け続けて、色素沈着を起こしてしまうのではないかとかなり心配しました。

そして治療の間は、この記事を書くとは考えてもいませんでした。

 

だけど、ヘルペスと間違いやすいこと、誰でもなる可能性があることをお伝えしたかったし、

なにより私のような思いをしてほしくなくてまとめることにしました。

 

一番言いたいのは、気になったら自分で判断せず病院へ行くこと。

また、我慢できないほど薬がひりつく場合も再診しましょう。

 


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2 thoughts on “フランスで発症した「口角炎」との闘い”

  1. この前フランスに旅行に行ったときに口角炎、なりました。。フランスついてすぐでした。。もちろん日本帰ったらすぐに治る。って感じで慣れない環境と時差に疲れちゃったんだろうなあ。と思いました。
    わたしも小さい頃アトピーで、尚且つヘルペスもすぐにできるのでひどい時にはちゃんと病院で診てもらおうと思います。

    1. まなみさん
      コメントありがとうございます。
      旅行中の口角炎、口元なのできっと気になりましたよねTT。帰国後すぐ治ってよかったです。

      ヘルペスも疲れた時にぶり返してしまうのでやっかいですよね…>o< 日本にいた頃に病院で処方してもらった塗り薬がとても合って、塗ると嘘のように数日でヘルペスの症状がなくなりました。 塗り薬はすぐなくならないので、一本お持っておくと気持ち的に安心できました^^ Mi Stile – Créa

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