牛丼にしゃぶしゃぶ…などなど、和食にはかかせない薄切り肉。
フランスで食べるにはどうする?
日本人ならやっぱり薄切り肉、時々食べたくなりますよね。
しかし、フランスでは残念ながら薄切り肉は手に入りにくい。
精肉店によっては、やってくれるお店があったり、
アジア系の輸入食品店で売られていることもあるようですが、
パリ以外の街ではまず手に入りません。。
なぜ、フランスには薄切り肉がないの?
私が知る理由は2つ。
(他にもこんな理由があるよ〜と知っている方がいたら是非教えてください^^ )
1つ目は、フランス料理にそもそも薄いお肉を使う料理がないこと。
お肉屋さんに行くと、でーんとした肉の塊か、数センチのステーキ肉が多いですよね。
また、ハムなどの薄切り機では、生肉は切ってくれません。
2つ目は、豚肉に限った話なのですが、
フランスにはアラビア系移民が多く、豚肉の加工を嫌がる人が多数いること。
ミンチ肉しかり、牛肉と同じ機械を通すと、商売にならなくなるのだそう。
これは、私が直接何人かの精肉店の人に聞いた話で、
初めて聞いた時、そんな理由で!?と大変驚きました。
薄切り肉を精肉店で頼んでみた結果…
私も何回か、スーパーの精肉コーナーで薄切りを頼んだことがあります。
どのくらいの厚さか聞かれたので、透けるくらい薄く!と伝えたのですが、
機械は使わず、包丁で頑張って切っていました^^;笑
結果は予想通り、手で切るには無理があります。
なぜか切ってくれるお兄さん達は自信満々なのですが、
薄切りでもなんでもなく不揃いの厚い肉。笑
普通に焼いて食べたのが、懐かしい思い出です^^;
私の解決策!
さて、本題です。
やはり薄切り肉は必要なときに手元にあって欲しい!ということで、
私は今年に入って、電動スライサーを一台買いました。
あぁ〜なんてストレスフリなんだ〜!!
前までどうしても欲しい時、肉を凍らせて手で切ったりしていたので、
今までの苦労はなんだったの?って思うくらい簡単で早く切れる。
出張が多くなければもっと早く買いたかった!涙
「フランス 薄切り肉」と検索をかけると、スライサーについて書かれた記事はそれなりに見つかるのですが、
記事が古く、切り方以外参考になりませんTT。
そして以前は、今よりももっと安価に手に入っていたようですが、今の値段の相場は50〜100ユーロと、値段が上がっています。
とは言え、探せば50ユーロ以下もありましたが、知らないメーカーだったり、評価が悪かったり。
刃が剥き出しで回転する機械なので、知名度のあるメーカー、値段も安すぎないものを私は選びました。

↑それがこちら!フランスのsebというメーカーのもの。
*Sebというと分かりにくいですが、グループ会社にはT-falやLagostinaがあります。
それでは、さっそく使い方を見ていきましょう♪
(製品のamazonリンク)
使い方
①3〜4cmの厚さに切って、ラップに包み冷凍庫へ

②3〜4時間して取り出す(各家庭の温度によりますが、カチコチに固まる前の状態がベスト)
*刃が傷まないよう、凍らしすぎに注意。

③スライサーにセット
*スライサーは自分に対して、↓↓この向きになるようにセット。

ダイヤルを回して厚みを設定。(私は2〜3mmで切っています)

④左手でボタンを押しながら、お肉を切っていきます!

↑セキュリティーのため、ロックボタンとスタートボタンを同時に押すと、スライス開始!
完成〜!!

薄いお肉って、なんでこんなに美しいのでしょう!♡

透けそうな厚みに簡単に出来るのが、スライサーの良いところですね^^
私の保存方法
<すぐ使う場合>
トレーに平たく並べラップをする。

<保存用>
毎回スライスするのが面倒で、多めに切り冷凍庫へ入れたいところですが、一度冷凍解凍したものをもう一度冷凍するのは衛星的ではないため、私は使いたい分だけ出して薄切りにします。
ただ、数日内に使いたい場合は場所を取らないように平たく並べて保存。

Seb電動スライサーの良い
使用してみて、製品自体の使い心地をまとめてみました。
- サクサク簡単に切れる♡(力いらない)
- 厚さが選べる(1〜30mm)
- スライス用円盤は大きめ!
- お肉だけでなく、野菜やチーズ、パンも切れる
- 刃の部分を分解して手入れ出来るので清潔
- スライサー下に吸盤があり、ぐらつかない
*刃は分解後、キツめに閉めましょう!
使えるお肉の種類が増えるって嬉しい!
フランス肉は脂分が少ないものが多いため、全く同じ!というわけではありませんが、
やっぱり、ステーキ以外に薄いお肉が食べれるってかなり料理の幅が広がります。
また、ブロックで買うので、沢山切って冷凍保存しておけば家計にも優しい♡
スライサーは買って正解でした!料理が楽しい!
今回紹介したスライサーは、アマゾンフランスで購入しました。
URLを貼っておきますので、参考にしてください。